地球生命環境科学
プログラム

Earth, Life, Environmental Science Program

HOMEプログラム地球生命環境科学
プログラム

地球生命環境科学
プログラム

教育・研究の理念と目標

人材養成目的

地球科学、生物科学、環境科学について、高度で幅広い知識と思考力を有する高度理工系人材を養成し、地球・生命・環境の絡み合う課題を俯瞰でき、地球規模においても、地域社会においても「人と地の健康」に貢献できる人材を育成することを目的としています。
地球生命環境科学分野及びその関連分野の幅広い学問の基盤的能力と高度な専門的知識を修得し、倫理観及び新たな知を創り出す創造力を身につけ、地球生命環境科学に関する知識・技術を基に地域から地球レベルの自然・環境問題の解決に貢献できる人材を育成します。

養成する人材像

地球・生命・環境の絡み合う課題を俯瞰でき、地球科学、生物科学、環境科学について、高度で幅広い知識と思考力を有する高度理工系人材

地球生命環境科学プログラムの特徴

主な研究領域

  • 環境化学計測

    環境化学計測

    本領域は分析化学をベースとして環境水や土壌中の微量化学成分の分析法や有害化学物質 の処理法の開発を行っている。さらには、河川や海洋そして大気など様々な環境における種々の物質の挙動や循環を、環境中に存在するいろいろな化学成分や同位体を指標として研究している。

  • 固体地球物理学

    固体地球物理学

    地球表面から中心核に至る固体地球の構造、および地震活動、火山活動、プレート運動をはじめとする固体地球の変動や変遷を、古地磁気学、地震学、測地学、地球内部物性などの物理的アプローチにより研究している。また、岩石磁気による気候変動の研究や環境モニタリングも行っている。

  • 流体地球物理学

    流体地球物理学

    地球の気候システムを構成する⼤気・海洋・陸圏・雪氷圏における変動現象、およびそれらの相互作⽤に関するらびに物理的⼿法による雪・氷・クラス研究、ならびに物理的⼿法による雪・氷・クラスレートハイドレートの物性や⼤気中微粒⼦の環境科学的研究を行っています。

  • 地球進化学

    地球進化学

    世界の変動帯における岩⽯・鉱床およびそれらを規制するテクトニクスの研究、マグマと⽕⼭噴⽕に関する研究、 堆積学に関する研究、層序・古⽣物に関する研究、地球史に関する研究、地震・断層および⾃然災害に関する研究を行っています。

  • 環境化学計測

    環境化学計測

    本領域は分析化学をベースとして環境水や土壌中の微量化学成分の分析法や有害化学物質 の処理法の開発を行っている。さらには、河川や海洋そして大気など様々な環境における種々の物質の挙動や循環を、環境中に存在するいろいろな化学成分や同位体を指標として研究している。

  • 固体地球物理学

    固体地球物理学

    地球表面から中心核に至る固体地球の構造、および地震活動、火山活動、プレート運動をはじめとする固体地球の変動や変遷を、古地磁気学、地震学、測地学、地球内部物性などの物理的アプローチにより研究している。また、岩石磁気による気候変動の研究や環境モニタリングも行っている。

  • 流体地球物理学

    流体地球物理学

    地球の気候システムを構成する⼤気・海洋・陸圏・雪氷圏における変動現象、およびそれらの相互作⽤に関するらびに物理的⼿法による雪・氷・クラス研究、ならびに物理的⼿法による雪・氷・クラスレートハイドレートの物性や⼤気中微粒⼦の環境科学的研究を行っています。

  • 地球進化学

    地球進化学

    世界の変動帯における岩⽯・鉱床およびそれらを規制するテクトニクスの研究、マグマと⽕⼭噴⽕に関する研究、 堆積学に関する研究、層序・古⽣物に関する研究、地球史に関する研究、地震・断層および⾃然災害に関する研究を行っています。

教育目的・教育目標・3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

修了認定・学位授与の方針

理工学研究科は、理工学及びその関連分野の学術的な理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力、及び倫理観を培い、自然科学及び科学技術の発展に寄与することを目的としている。
この教育上の目的に基づき、地球生命環境科学分野及びその関連分野の幅広い学問の基盤的能力と高度な専門的知識を修得し、倫理観及び新たな知を創り出す創造力を身につけ、以下に示す学修成果を上げた者に、修士(理学)の学位を授与する。

到達目標及び到達指標

基盤的能力

  • 〈学修成果〉地球生命環境科学分野の基盤となる豊かな学識、グローバルに活躍するための基礎となる英語力及び論理的思考力を備え、様々な課題を多面的な視点で捉える俯瞰力を身につけている。
  • 〈到達指標〉地球生命環境科学分野の基盤となる豊かな学識、英語力、論理的思考力および様々な課題を多面的な視点で捉える俯瞰力を身につけていること。

専門的学識

  • 〈学修成果〉地球生命環境科学分野における専門知識、研究能力及び高度の専門性を要する職業に必要な専門的知識を身につけている。
  • 〈到達指標〉地球生命環境科学分野における高度な専門知識と研究能力および高度の専門性を要する職業に必要な実践的能力を身につけていること。

倫理観

  • 〈学修成果〉地球生命環境科学高度専門職業人及び研究者として活動するうえでの研究倫理に関する規範意識を身につけている。
  • 〈到達指標〉研究倫理に関する規範意識を身につけていること。

創造力

  • 〈学修成果〉地球生命環境科学をはじめとする科学的な諸課題について、自らが新たなる知を創造し、その知から更なる価値を生み出す能力を身につけ、社会が直面する課題に新たな解決策を示すことができる。
  • 〈到達指標〉新たなる地球生命環境科学の知を創造し、更なる価値を生み出し、社会が直面する課題の解決策を提示する能力。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成方針

地球生命環境科学プログラムでは、修了認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる4つの能力を修得させるため、体系的な教育課程を編成する。

教育課程実施方針

2年間の学修を通じて、学生が主体的・能動的に学ぶことができるような教育課程を実施する。授業科目としては、必修科目の講義・特別研究に加え、選択科目を開講し、講義・演習・実験・実習の様々な方法・形態により実施する。その成績評価は、各能力における学修成果の到達目標に対する達成度に基づき客観的に行う。

学修内容、学修方法及び学修成果の評価方法

基盤的能力

  • 〈学修内容〉豊かな学識や俯瞰力を身につけるために、専門分野以外の学問分野の科目を学修する。また、国際的な情報の理解と発信の基礎となる英語力を身につける。
  • 〈学修方法〉地球生命環境科学プログラムで開講する、全学共通科目および研究科共通科目を履修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉各授業において、試験、レポート、発表により評価する。

専門的学識

  • 〈学修内容〉地球生命環境科学分野における専門知識、研究能力および高度の専門性を要する職業に必要な実践的能力を身につける。
  • 〈学修方法〉地球生命環境科学プログラムで開講する専門科目を履修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉各授業において、試験、レポート、発表により評価する。

倫理観

  • 〈学修内容〉研究倫理に関する規範意識を身につけるために、情報セキュリティおよび研究者倫理に関する知識を身につける。
  • 〈学修方法〉理工学研究科で開講する、倫理観の醸成に資する全学共通科目を履修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉各授業において、試験、レポート、発表により評価する。

創造力

  • 〈学修内容〉専門の研究や発表、議論に取り組むことにより、創造力・問題解決力を身につける。
  • 〈学修方法〉特別研究を学修し、修士論文を執筆することによって行う。
  • 〈学修成果の評価方法〉最終試験、発表により評価する。

アドミッション・ポリシー

入学者受入れの方針

地球生命環境科学プログラムは、地球生命環境科学に強い関心と基礎的能力を有し、将来、専門知識と技術を活かして、技術革新を牽引し、文化の進展に寄与することにより、人類の福祉に貢献できる技術者・研究者となる意欲のある学生を求める。

入学者選抜の基本方針(入試種別とその評価方法)

複数の受験機会を提供するとともに多様な学生を評価できるようにするため、以下の各種の入試を提供する。

一般入試

面接(学力試験(口述)含む。)及び出願書類(学業成績、外部英語試験等)を総合して評価する。

推薦入試

面接(学力試験(口述)含む。)及び出願書類(推薦書、学業成績、外部英語試験等)を総合して評価する。

社会人特別入試

面接(学力試験(口述)含む。)及び出願書類(学業成績等)を総合して評価する。

外国人留学生特別入試

面接(学力試験(口述)含む。)及び出願書類(学業成績等)を総合して評価する。

求める資質・能力

基盤的能力

大学卒業相当の基礎学力を持ち、地球生命環境科学のみならず他の関連学問分野に関する広い知識を修得しようとする意欲がある。

専門的学識

地球生命環境科学分野について、基礎学力を有し、豊かな専門的学識や高度な研究能力を身に着けることで、高度専門職業人として貢献する意欲がある。

倫理観

社会の一員としての責任感や倫理観を持って主体的に研究し、科学技術の健全な発展に貢献しようという意識を持っている。

創造力

地球生命環境科学分野の課題を解決するために、未知の問題や最先端の問題に挑戦しようという旺盛な研究意欲や、広い視野、柔軟な思考力を有する。

履修モデル

履修モデル

研究テーマ:人為起源二酸化炭素の増加に伴う日本周辺での極端気候の変化

養成する具体的な人材像:地球科学的な視点から、地域の自然災害(風水害、地震、火山噴火等)に対する防災力を高めることに貢献できる高度理工系技術者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス討論 1
自然科学社会実装概論(地球生命環境科学) 1
地球雪氷学総論 1
海洋気候学特論 1
地球生命環境科学特別研究 10
2T
地域共生社会特論 1
実験安全特論Ⅰ 1
自然科学社会実装概論(物理/応用物理学) 1
自然科学社会実装概論(生物/生命工学) 1
火山学特論 1
リモートセンシング学特論 1
地球情報学特論 1
3T
科学技術と持続可能社会 1
地殻物理学特論 1
気象学特論 1
4T
地震地質学 1
気水圏変動特論 1
地球科学時系列データ解析演習 1
2年次 1T
地球生命環境科学ゼミナールⅢ 1
2T
3T
地球生命環境科学ゼミナールⅣ 1
4T
取得単位数 4 4 12 10
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:重力環境が植物の根系形態に与える影響

養成する具体的な人材像:気候変動がもたらす地域の作物生産や自然生態系に及ぼす問題から、社会の少子高齢化に伴う医療問題まで、生物学的な視点から様々な課題の解決に貢献できる高度理工系技術者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
自然科学社会実装概論(地球生命環境科学) 1
資源植物学特論Ⅰ 1
地球生命環境科学ゼミナールⅠ 1
地球生命環境科学特別研究 10
2T
科学者としてのコミュニケーション:基礎と応用 1
地域共生社会特論 1
実験安全特論Ⅰ 1
自然科学社会実装概論(生物/生命工学) 1
ファーマ・メディカルエンジニアリング概論Ⅰ 1
資源植物学特論Ⅱ 1
3T
科学技術と持続可能社会 1
生体機能調節学特論Ⅰ 1
地球生命環境科学ゼミナールⅡ 1
4T
分子遺伝学特論 1
2年次 1T
生物学特別実験 1
地球生命環境科学ゼミナールⅢ 1
2T
植物生産学特論 1
3T
植物科学特論Ⅰ 1
地球生命環境科学ゼミナールⅣ 1
4T
植物科学特論Ⅱ 1
取得単位数 4 4 12 10
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:富山大学理学部屋上における大気中微生物群集の粒径別特性

養成する具体的な人材像:環境科学に強い関心を持ち、地域から地球レベルの自然・環境問題の解決に貢献できる高度理工系技術者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス特論 1
自然科学社会実装概論(地球生命環境科学) 1
環境科学特論A 1
環境微生物学特論A 1
地球生命環境科学ゼミナールⅠ 1
地球生命環境科学特別研究 10
2T
科学者としてのコミュニケーション:基礎と応用 1
実験安全特論Ⅰ 1
自然科学社会実装概論(生物/生命工学) 1
ファーマ・メディカルエンジニアリング概論Ⅰ 1
環境科学特論B 1
環境微生物学特論B 1
3T
科学技術と持続可能社会 1
微生物生態学特論A 1
地方創生環境学特論A 1
地球生命環境科学ゼミナールⅡ 1
4T
微生物生態学特論B 1
地方創生環境学特論B 1
2年次 1T
地球生命環境科学ゼミナールⅢ 1
2T
3T
地球生命環境科学ゼミナールⅣ 1
4T
取得単位数 4 4 12 10
22

修得単位数合計:30単位

進路情報

取得できる免許・資格・受験資格

  • 中学校教諭専修免許状(理科)
  • 高等学校教諭専修免許状(理科)

修了後の進路

地球・生命・環境の絡み合う課題を俯瞰でき、地球科学、生物科学、環境科学について、高度で幅広い知識と思考力を有する高度理工系人材

教員一覧

研究領域 教員氏名 研究テーマ リンク
形態学 准教授山崎 裕治 野生生物の進化や生物多様性の保全について研究しています。
形態学 准教授前川 清人 社会性・食材性昆虫の分子系統や進化生態を研究しています。
形態学 准教授𡈽田 努 植物-昆虫-微生物間の共生現象の分子基盤と、共生機能分子を標的とした害虫防除法を研究しています。
形態学 助教佐藤 杏子 染色体の観察を通じて、高等植物の種分化のしくみと分類について研究しています。
細胞生物学 教授若杉 達也 植物の葉や根の形成について遺伝子レベルから研究しています。
細胞生物学 教授唐原 一郎 植物組織の形態形成の仕組みとその環境応答について、各種顕微鏡を用いた形態学的手法により研究しています。
細胞生物学 講師山本 将之 油糧作物のゴマを材料に、成分や栽培特性などの有用形質を制御する遺伝子について解析を行っています。
細胞生物学 助教玉置 大介 植物の細胞分裂の仕組みと、重力環境が植物の細胞分裂に与える影響を研究しています。
生体制御学 教授松田 恒平 小型魚類の生得的行動(摂食行動・情動行動)を制御する脳ホルモンについて研究しています。
生体制御学 教授望月 貴年 哺乳類の睡眠覚醒、体温調節に関わる神経機構について研究しています。
生体制御学 講師今野 紀文 脊椎動物の多様な環境適応に関わる内分泌制御機構について研究しています。
生体制御学 講師中町 智哉 モデル動物(主にゼブラフィッシュ)を用いて神経ペプチドによる行動・生理現象制御機構について研究しています。
生体制御学 助教森岡 絵里 キイロショウジョウバエの行動リズム制御にかかわる分子機構について研究しています。
環境化学計測 教授張 勁 海洋・陸水および大気中の微量元素と同位体を測定し、地球環境の物質循環やそのメカニズムを解明します。
環境化学計測 教授倉光 英樹 環境汚染物質の濃度や毒性を評価するための分析法(センサやバイオアッセイ)の開発と、それらを利用した陸水、及び、土壌環境のモニタリングを実施しています。また、吸着法や電気化学的手法を利用した水処理技術の開発にも取り組んでいます。
環境化学計測 教授堀川 恵司 海洋堆積物や堆積物中の微化石試料、海水・河川水試料などの炭素・酸素、ストロンチウム、鉛、ネオジム同位体比などの分析を通して地球の環境動態を理解する研究を行っています。
環境化学計測 助教佐澤 和人 土壌・水環境中の有機物質を定性・定量することで環境を評価することを目指しています。また、環境試料の色彩を利用した分析法の開発も行っています。
環境化学計測 助教太田 民久 森林植生が生態系内の物質循環および河川や土壌の無脊椎動物に与える影響に関する研究や、同位体分析技術を応用した生物の移動履歴推定などを行っています。
環境化学計測 特命助教鹿児島 渉悟 火山や断層で放出されるガス・水試料などの同位体測定を通して、物質循環や火山・地震活動のメカニズムの解明を目指しています。
生物圏機能 教授田中 大祐 大気・水環境中の微生物の動態と影響や、微生物を用いた環境修復について研究しています。
生物圏機能 教授和田 直也 高山植物の繁殖生態と北東アジア山岳域からみた地球環境変動について研究しています。
生物圏機能 教授横畑 泰志 野生動物(モグラ類など)と、その体内に見られる寄生虫の生態や保全の研究をしています。
生物圏機能 教授石井 博 生態系、特に花と昆虫をとりまく系における生物と生物、生物と環境の相互作用の研究をしています。
生物圏機能 准教授蒲池 浩之 植物がどのように環境の変化を認識して自身の成長をコントロールしながら成長しているのか、植物の環境応答やストレス耐性に関する研究を行っています。
生物圏機能 准教授柏木 健司 洞窟の形成過程、哺乳類や放散虫、陸産貝類などの古生物、洞窟を利用する現生哺乳類の生態に関する研究をしています。
生物圏機能 講師酒德 昭宏 生物を用いた、 環境汚染評価(バイオアッセイ)方法と環境汚染修復(バイオレメディエーション)方法の開発を目指した研究を行なっています。また、 環境微生物を解析することで、 国内の重要な水産資源(アコヤ真珠やトラフグ)の保全に繋げる研究も行っています。
固体地球物理学 教授渡邊 了 水を含む岩石の力学物性および輸送特性についての研究やその応用として地球内部での水の分布や輸送について研究しています。
固体地球物理学 教授石川 尚人 岩石や堆積物が持つ磁気的な情報(残留磁化の方向や強さ、磁気的な特性など)に基づいて、地球磁場の変動や地塊の構造運動、気候変動といった地球の営みを研究しています。
固体地球物理学 教授勝間田 明男 地震波や地殻変動データを用いて、震源において発生している現象の分析、即時的解析手法の開発、地殻構造の推定などについて研究しています。
固体地球物理学 准教授川﨑 一雄 磁気をキーワードに重金属の挙動に関する研究や、鉱床や古気候などの古環境場の復元/推定に関する研究を行っています。
固体地球物理学 助教堀田 耕平 国内外の活火山におけるマグマの蓄積移動過程を地盤変動データに基づく測地学的観点から研究しています。
流体地球物理学 教授安永 数明 台風を含む熱帯域における雲の集団化に関わる研究や、北陸地域の降水過程や局地循環の力学的な側面からの研究を行っています。
流体地球物理学 教授青木 一真 雲やエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動が気候に与える影響について研究を行っています。
流体地球物理学 教授杉浦 幸之助 雪氷圏(特に、南極・北極や立山黒部など日本)を対象に、グローバルスケールでの雪氷変動や降積雪・吹雪について、また植生・土壌・大気などと積雪との関係性について、野外観測、リモートセンシング、データ解析、数値モデル、低温室内実験などにより、取り組んでいます。
流体地球物理学 教授田口 文明 北太平洋の海流や北極域の海氷などの海洋・雪氷圏の変動が、大気との相互作用を介してグローバル及び日本周辺域の地域的な気候変動に与える影響について研究を行っています。
流体地球物理学 教授堀 雅裕 人工衛星のデータを用いて極域の雪氷圏を中心に地球上で起きている様々な環境変動を捉えるとともに、水循環や放射収支への影響評価とメカニズム解明に関する研究をしています。
流体地球物理学 准教授島田 亙 雪、氷、ハイドレート結晶の物性と、それらの核生成や成長に関する実験的研究を行っています。
流体地球物理学 准教授濱田 篤 衛星観測を活用した世界各地の雲・降水特性の研究や、その知見を活かした物理量推定アルゴリズムの開発を行っています。
地球進化学 教授大藤 茂 アジア大陸形成のプレート運動史を、地層(特に砂粒)、化石及び断層の研究と種々の年代データから、総合的に解明しています。
地球進化学 教授石﨑 泰男 国内の活火山を主な研究対象として、過去の噴火履歴と噴火の発生メカニズム解明に関する研究を行っています。
地球進化学 教授佐野 晋一 古生物や堆積岩に残された情報を元に、特に恐竜時代(中生代)を中心に、地球と生命の歴史の解明に取り組んでいます。
地球進化学 准教授安江 健一 地形・地質学的手法による大地の動きをさぐる研究と、その成果を用いた地域の問題の発見と解決を目指した実証的研究に取組んでいます。
地球進化学 准教授立石 良 大規模建造物を災害から守るための調査経験が豊富です。その経験を、都市デザイン学部での教育・研究や社会貢献に生かそうと思います。
PAGETOP